香港国際空港について
香港国際空港はキャセイパシフィック航空のハブ空港として知られ、世界中の旅行者やビジネスマンに利用されています。世界中の主要な都市と結ばれており、特にアジア、ヨーロッパ、中近東、アフリカ方面へのお出かけの際に乗り継ぎで利用することが多い空港です。
キャセイパシフィック航空の機材（イメージ）
乗り継ぎ方法
①Transfer表記に従い進みます
飛行機から降りたら「Transfer」の表記に従って移動します。乗継時間が短い場合は、空港建物内に入ったところで空港職員が案内ボートを持って待っている場合がありますので注意して確認ください。
香港入国の人は「Immigration」、乗継の人は「Transfer」に沿って進みます。降機後は流れに乗って進んでいくので迷う心配は無いです。間違えて「Immigration」に進まないようにだけお気を付けください。
②セキュリティチェックを受けます
進んでいくと途中でTransfer専用のセキュリティチェックポイントがあります。
セキュリティチェックポイントでは、まず【パスポート】と【次の目的地までの搭乗券】をスキャンします。すぐに出せるように準備しておきましょう。
この手続きを終えた後に、保安検査を受けます。液体類（100mⅬ以上）はこちらで没収となります。100mⅬ以内の液体は透明の密封袋に入れたもののみ持ち込めます。PCやタブレット、スマートフォンなどはカバンから出してスキャナーに通します。
保安検査後はエスカレーターで上がり、搭乗階へ移動します。
セキュリティチェックポイント（イメージ）
乗継インフォメーション（イメージ）
③次の搭乗ゲートに向かいます
搭乗階に出たら、次の目的地の搭乗ゲートを確認しましょう。空港内にはたくさんの電光掲示板があります。近くの電光掲示板をご確認ください。
乗継時間が長い場合は次の搭乗ゲートが決まっていない場合もございます。その場合はこまめに電光掲示板を確認しましょう。
電光掲示板で確認（イメージ）
電光掲示板で確認（イメージ）
香港国際空港は大きな空港ですが、構造はわかりやすいです。魚の骨のような形と覚えると簡単です。右側が魚の頭、中心部分が背骨、左部分が魚の尻尾のようになっています。
セキュリティポイントは何か所かあり、飛行機が到着した場所によって利用するセキュリティポイントは異なります。流れとしてはどこのセキュリティポイントでも変わりませんので、落ち着いて通過しましょう。
搭乗階に出たら、ご自身の現在位置と次の搭乗ゲートを確認したら完璧！
搭乗口で添乗員と合流するツアーでは、搭乗時間に合わせて、次の搭乗ゲートまでお越しください。
※搭乗開始時刻や搭乗ゲートは変更する場合がありますので、電光掲示板をこまめにご確認ください。また、お時間には余裕をもって移動してください。
空港マップ（イメージ）
空港内設備
空港内を走るシャトルトレイン
香港国際空港内では、搭乗口移動に便利な電車も走っています。
搭乗口11番付近に下りエスカレーターがあり、そちらを下っていくと電車ホームがあります。
この電車は魚の頭（搭乗口1番～9番）から魚の尻尾（搭乗口40番～70番）、その先のLCC専用コンコース（搭乗口200～219番）方向へ行く一方通行です。ちょうど頭の付け根から尻尾の付け根までノンストップで走行します。
電車は5分間隔くらいで走っているので、1本逃してもすぐに次がやってきます。
搭乗口移動や乗継時間が長く空港探索する際に利用してみてはいかがでしょうか？
搭乗口11番付近にある下りエスカレーター（イメージ）
エスカレーターを下ると電車のホーム（イメージ）
スカイガーデン、スカイブリッジ
スカイガーデン（空中花園）は2021年5月に出来た施設です。搭乗口10番近くにあり、金魚、鳥、蝶、葉などのアート作品が飾られたオープンエアのテラスです。喫煙所としても使われています。
スカイブリッジは2022年11月に出来た施設で、搭乗口12番と24番の間から行くことが出来ます。搭乗口13番～22番へ行く全長200mの連絡通路となっており、空港を行きかう飛行機を眺めるには絶好のスポットです。
スカイガーデン（イメージ）
スカイブリッジ（イメージ）
給水所、Wi-Fi、充電
搭乗口近くには無料ウォーターサーバーも設置されています。紙コップも設置されていますが、補充されていない場合もございます。空のペットボトルや水筒があると便利です。
空港内では無料Wi-Fiがご利用いただけます。
搭乗口付近のベンチには充電機器も多く設置されています。電源ポートはUSBタイプ、BFプラグ（平型ピン3つタイプ）が多く、待ち時間中にスマートフォンやパソコンの充電も気軽に行えます。
給水所（イメージ）
電源ポート（イメージ）
ラウンジ
キャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジ
キャセイパシフィック航空のビジネスクラスをご利用の方は航空会社専用ラウンジをご利用いただけます。現在3つのラウンジをご利用でき、アルコールなどのドリンクサービス、名物のワンタン麺や点心などのお食事、シャワーなどの設備がご利用いただけます。
ザ・ウィング（搭乗口1、2番付近）※シャワー施設無し
ザ・ピア（搭乗口65番付近）
ザ・ブリッジ（搭乗口35番付近）
ラウンジ（イメージ）
名物ワンタンメン（イメージ）
プライオリティパス利用ラウンジ
プライオリティパスでも利用できるラウンジがいくつかあります。プラザプレミアムラウンジ（搭乗口1番付近）やカイララウンジ（搭乗口23番付近）などご利用いただきます。無料の軽食や飲み物をお楽しみいただけますがシャワーは有料・要予約となります。（2025年6月現在）
プラザプレミアムラウンジ（イメージ）
カイララウンジ（イメージ）
レストラン
香港国際空港には乗継時に利用できるレストランの多くあります。
搭乗口1番付近には充実したフードコートがあります。香港名物の飲茶や点心、日本料理などもあり、小腹がすいた際に気軽に利用できます。
また搭乗口23番付近には24時間オープンのファーストフード店などもあります。
日本食レストランも（イメージ）
24時間オープンのファーストフード（イメージ）
Q:香港国際空港内で買い物や飲食店を利用する際は香港ドルが必要ですか？
A:クレジットカードが利用できますので、乗継のお客様はわざわざ香港ドルに両替する必要はございません。
最後に・・・
以上、香港国際空港の乗継や空港施設などをご紹介いたしました。香港国際空港を利用する場合は是非、このブログを参考にしていただければと思います。
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